100均を活用してNゲージジオラマを安く作る!100均ケースジオラマのすゝめ
・ジオラマ作るのってやっぱお金かかる?
・安くジオラマを作るには?
・100均で使える素材って何がある?
今回は、こういった内容をご紹介してきます。
僕は、Nゲージサイズの1/150スケールで都市風景のジオラマを製作しています。
あまりお金には余裕がないため、ジオラマ製作ではかなり100均に頼っています。
初めて作ったジオラマも小さな100均のケースを活用したものでしたが、
オークションに出すとなんと数万円で落札されました。
さらに、最近作った100均ケースのジオラマは、
吉本プラモデル部主催の模コンで550以上の作品の中からTOP20に入賞し、
プロモデラーの方からも称賛を頂きました。
100均を活用したジオラマ製作は無限大の可能性を秘めているのです!
今回は、100均で特にコスパが良い、ジオラマに使えるものをご紹介いたします。
僕はダイソーによく行くため、ダイソーに偏っていること、ご承知おきください。
セリア等他の100均にも似たようなものがある場合が多いです。
100均で売っているジオラマ素材5選
今回は、僕がかなり重宝している、
100均(主にダイソー)で売っているジオラマに使えるこちらの商品を5つご紹介します!
・ケント紙
・木材(MDF板)
・地形素材(発泡材、紙ねんど)
・瞬間接着剤
・コレクションケース
ケント紙
ケント紙というのは、画材やペーパークラフト用として使われる、
表面が滑らかで、インクがにじみにくい紙のことです。
ケント紙は、ジオラマの道路や建物、橋などの人工物を作る際非常に役立ちます!
僕は、建物をダイソーのケント紙を使って製作しています。
ダイソーではA4サイズが8枚入り100円と、少ない枚数をリーズナブルに購入可能です。
建物をケント紙を使って自作すると、
ジオラマで都会の風景を作る際の費用がとても安く済みます!
木材(MDF板)
お次は木材です。意外にも、ダイソーには木材が置いてあります。
それに、ホームセンターで買うより安い!
特に僕は、ジオラマの土台としてMDF板を購入する場合が多いです。
MDF板は300mm×600mmサイズで200円。
ホームセンターなら500円以上はするかと思います。
T-TRAKのジオラマにも活用できるのではないでしょうか。
地形素材(発泡材、ねんど)
発泡スチロールなどで大まかな地形をつくり、上から粘土で滑らかにして山を作る、
なんてのはジオラマ製作でよく使う方法だと思います。
そんな素材も、100均で完結可能です。
分厚い発泡スチロールや、薄めのスチレンボード、さらに紙粘土も100均にあります。
模型用として売られているものより安いので、お勧めです!
瞬間接着剤
接着剤はいろんな種類があって、どれを使うべきか迷うことがあります。
そこで、瞬間接着剤はかなり多用途に使えるのでお勧めです。
しかし、瞬間接着剤を一度使ってしばらく放置したら、
蓋が固まって使えなくなった!なんてことがあると思います。
そんな時、ダイソーに売っている小分けの瞬間接着剤がお勧めです!
1回あたりの使用量が少ない模型にはぴったりなのです。
僕は頻繁に使うので、常に予備を常備しています。
コレクションケース
100均の中で最も重宝しているのが、このコレクションケース!!
様々なサイズの蓋つきケースが100円~400円で購入可能。
模型用のケースであれば、1000円以上はするため、非常にリーズナブル。
様々なサイズがありますが、Nゲージのジオラマだと、400円のものが特におすすめ。
Nゲージの車両2両を余裕をもって収めることが可能です。
これがジオラマ製作にぴったり!
スペースに制限があるため、短期間でジオラマを完成させることができます。
特に、初めてジオラマを製作する方にはおすすめです。
僕の初めて完成させたジオラマも、この100均ケースジオラマでした。
こんな小さいスペースじゃ、大した風景作れないし、面白くない?
都会の風景なんて無理だから、せいぜい田舎の単線の風景だけだろう。
と思っておられる方。
そんなことはないです!100均ケースは意外に広い!
都会の風景、複線線路、高架橋まで作れるんです!
次はその作例をご紹介します。
100均ケースジオラマの紹介
今回は、400円のダイソーコレクションケースの中に作った、
大阪環状線の複線高架橋を再現したジオラマをご紹介します。
こちらのジオラマは、吉本プラモデル部主催の模コン2020にて、
555作品の中から、TOP20に入選した作品です!
プロモデラーの方々からも、この小さなケースの中にここまで詰め込んだのはすごい、
と称賛を頂きました。
高架橋や高架下建築が特徴的なジオラマですが、
この高架橋や建物も、先ほどご紹介したダイソーのケント紙で作られています!
そのため、製作費用もかなり安く抑えられているんです。
こんな小さな100均ケースですが、Nゲージの複線線路を収めることが可能です。
複線線路を収めてもまだスペースはあります。
周囲に駅のホームを設置したり、建物を設置することだって可能です。
さらにこの作例のように、高架橋を架線柱まで収めることだってできてしまいます。
風景の切り取り方によって、どんな風景でも作れる。
これが100均ケースの魅力なのです。
まとめ
100均で手に入る便利なジオラマ素材
・ケント紙 →建物などをつくる
・木材(MDF板) →土台をつくる
・発泡材、紙粘土 →地形をつくる
・瞬間接着剤 →小分けのものが便利
・コレクションケース →狭いスペースだからこその魅力
100均素材をうまく使えば、ジオラマは安く作れます。
100均ケースジオラマには無限大の可能性がある!
ぜひ100均を活用したジオラマを作ってみてはいかがでしょうか?